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探検家の記録/Sir Edmund Rockwell
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===探検家の記録(The Island)=== <div class="mw-collapsible-content"> {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#01 (The Island) | text = やぁ、読者諸君! あなたがこれを読んでいるということは、サー・エドモンド・ロックウェルの日記を見つける幸運に恵まれているということだな。偉大なる学者にして気高き紳士、そして非凡なる冒険家であるこの私の日記を!<br/><br/>それと同時に、この日記があなたの手に渡ったとしたら、この魅力的かつ危険極まりない島で、私が無様な最後を遂げた可能性も大いにありうる。あるいは、あなたが私の日記を盗んだ、または私が日記を紛失したのかもしれない。その場合、前者なら罪を恥じて首を吊りたまえ!後者なら今すぐ私に日記を返したまえ。好きな方を選びたまえ。<br/><br/>よろしくサー・エドモンド・ロックウェル | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#02 (The Island) | text = この島の植物相が持つ素晴らしい特性に、私はこれからも魅了され続けるだろう。ロンドンにいる同僚に、「記憶を消去する薬を調合できる」なんて言ったら、彼らは私を笑い飛ばし、二度とお茶の席に招待してくれなくなるはずだ。しかし今私の手元にはそれがある。<br/><br/>「マインドワイプトニック」<br/><br/>いつものように、ロックウェル邸の門の前に族長達は列をなし、一滴でもいいからとこの薬を欲しがり、私にひれ伏す。もし調合方法を知ることができたら、きっと彼らは豪華な贈り物を差し出すだろう!しかし彼らの富には興味がない。彼らの保護と、研究用の資源と、そしてあり余るほどの時間さえあれば十分だ。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#03 (The Island) | text = 部族との交渉には毎回頭を抱えている。ブラックサムズはペイントシャークスに船を2艇沈められたことで腹を立てている。かたやペイントシャークスは、ブラックサムズの船は南港に近づきすぎており、南島協定に基づけば、沈められて当然だと主張する。そしてどちらも一歩も譲ろうとしない。<br/><br/>何とも面倒な連中だ。できることなら彼らの記憶を消して、研究に専念したい。しかしこれも、この島で最も尊敬されており、かつ中立の立場にいる私の運命なのだろう。まあ少なくともペイントシャークスは新鮮な魚をくれた。彼らに味方したほうがよさそうだ。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#04 (The Island) | text = 優れた化学者なら誰でも、実験の重要性を理解している。厳しい実験を経なければ、薬にはなんの価値もない。だがこの島のあまり知的ではない連中に、どうやってそのことを教えればいいのだろう? 実験の初期段階において、メソピテクスは被験者として重宝するが、後々ある程度の安全性が確認できれば、やはり人間で試したいものだ。<br/><br/>ここで言う「被験者」とは、もちろん自ら志願した者達であり、科学の発展のために多少の頭痛や強い吐き気を起こすことを厭わない連中だ。ラッフィングスカルが厳密には「志願」していない者を被験者として差し出してきたことがあったが、流石に断った。しかし最近志願者数が激減したことを鑑みると、その判断を時折後悔する。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#05 (The Island) | text = ミス・ウォーカーの突然の訪問は、私にとって常にうれしい驚きだ。シャークスとブラックサムズに頭を悩まされたあとでは、彼女とお茶を飲みながらARKの不可思議な生態系について語り合ったことが、何よりの息抜きになった。科学への愛を共有できる知的な仲間が見つかったことを、神に感謝しよう!<br/><br/>しかし彼女の植民地訛りは、私には魅力的に感じるが、母国に戻れば上流社会の一員になる際の障害になりそうだ。そのことを考えると心が痛む。ARKにまつわるもう1つの事実は、近代社会には全く見られないエリート集団の存在だ。ミス・ウォーカーと私で協力し合い、我々によく似た人材を発見し、育成することができれば、ここは科学者の理想郷となるだろう。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#06 (The Island) | text = ホワイトスカイ・ピークでの調査は終始素晴らしい体験だった。気候も良く、良質な花のサンプルも見つかった。何より地元のハンターたちはこれでもかと言うくらいケブカサイの角を持っていた。<br/><br/>それに、実験の被験者も集まった! 結局は「言い方」次第なのさ。「実験薬」に懐疑的な人ほど、「実験的食料」は受け入れてくれる。ある時、持っていた吸熱性分泌物をフリアカレーと称した。人々はこぞってそれを試したがった。もちろん栄養価も悪くないから、騙してはいない。物は言いようなんだ。至って道徳的だ。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#07 (The Island) | text = 残念ながら、フリアカレーの実験は延期になった。協力者たちにとって、ロックウェル邸まで足を運ぶことは簡単ではないらしい。だからと言ってアルキメデスには頼めない。確かに、アルゲンタヴィスには1人くらいなら掴んで運ぶ能力はあるが、私にはその行為がどうしても野蛮に思えてならない。残されたARKの状況は一刻を争うものだが、紳士はどんな時も品格と威厳を貫き通すものだ!<br/><br/>ともあれ、助手たちには新たな協力者を見つけてもらう必要がある。当然ながら、見知らぬ人間を邸宅に招くことはしないが、私の洗練された民度に影響される人々もいるだろう。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#08 (The Island) | text = 時間の経過と共に数は減少しているが、協力的な人々によって私の実験は成り立っている。フリアカレーの吸熱特性の副作用の抑制に成功しただけでなく、付加価値を発見した。被験者の代謝が抑えられることが明らかとなり、食事をしなくても生きられる時間を延ばせるようだ。素晴らしい! そんな効果があるなんて考えてもみなかった。<br/><br/>一連の実験で得た知見から、このカレーとは真逆の効果を持つ食品も作れるだろう。つまり、強烈な熱にも耐えられるということだ! 急いで被験者を募ろう。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#09 (The Island) | text = 次の実験では、島にいる部族よりもっと大規模な部族から被験者を募ることにした。彼らのつまらない揉め事を辛抱強くなだめた私の頼みとあれば、喜んで協力してくれるはずだ…だがそう思った私が浅はかだった! 彼らは頼みを聞くどころか、こちらに頼み事をしてきたのだ。<br/><br/>攻撃的な性格の新興部族が存在すると彼らは言っている。その部族のリーダーとの交渉には、誰も成功していないそうだ。そこで当然のごとく、彼らは私に白羽の矢を立てた。面倒は避けたいが、彼らが頭を絞ってそう決断したなら、無下にもできない。ネルヴァというその部族長と対等に話し合えるのは、おそらくサー・エドモンド・ロックウェルしかいないだろう。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#10 (The Island) | text = ミスター・ネルヴァに関する報告書は少し誇張されているように思う。イギリス人としては、少しの軽蔑を持ってローマ帝国が思い起こされる。私の知る限り、ミスター・ネルヴァは文明的だし、誠実かつ知的だ。それどころか、長時間の会話の後では、この島の政治を担うのは彼以外にいないと思わざるを得ない。ローマ人がパクス・ロマーナを創出したように、ニューレギオンもパクス・アーカムを作るだろう。そうならなければ、私の研究にも悪影響をおよぼし、この小競り合いに私が干渉しない理由は存在しない。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#11 (The Island) | text = トライブのリーダーたちは信じられないほど短絡的だ。確かに、彼らのメンバーたちにはバトル・タルタルとシャドー・ステーキ・ソテーの実験に協力してもらっていて、長引いていることを申し訳なく思っているが、結果的には長所の方が多いのだ。超人的な力やスピード、配位を付与できる食品を作り上げたにも関わらず、負の側面ばかりに注目するのはなぜだ。単細胞の集まりめ!<br/><br/>今は私の実験への参加を禁じているようだ。馬鹿げている! 奴らに人類の進歩を邪魔する権利はない。私の助手たちと違って、この仕事の重要性を理解していない。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#12 (The Island) | text = 研究所を離れて、短期休暇を取ることにした。これは私が望んだのではなく、助手のイザベルの提案だ。彼女は最近の私の苛立ちを察知し、次の実験に進む前に、少し自分の時間を作ってはどうかと言ってくれた。若いのに良く気が利く女性だ。化学者としては物足りない部分もあるが、私のことを私自身よりも理解してくれている。<br/><br/>休みの間に冒険をしてみようと思う。過酷な娯楽ほど心をリフレッシュしてくれるものだ。洞窟探検なんかはどうだろう。よし、そうしよう! ちょうど良い場所を知っている。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#13 (The Island) | text = 素晴らしい! 実に素晴らしい! 遠く離れた北部の洞窟を私の洞窟探検の目的地に決めた時は、これほど素晴らしい発見があるとは予想していなかった。確かに、この発見が具体的に何を意味するのかは不明だが、その分研究のしがいがあるというものだ。今までに見たことのないものだ!構成材料の見当もつかないし、何らかの潜在エネルギーによって脈動している。これは一体何なんだ?固有のものなのか、アーティファクトの一種なのか、それすらも分からない。<br/><br/>何て良い気分なんだ! イザベルは正しかった、これこそ私が求めていたものだ。若返った気分だ! | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#14 (The Island) | text = 大発見だ! 私の仮説は正しかった。オベリスクの麓にある小さな演壇とアーティファクトは、間違いなく近い関係にある。正直、もっと早く気付くべきだった!アーティファクトと島の上を浮遊しているオベリスクの様式が類似しているのは明らかだ。これらは間違いなく同じ文化によって同時代に作られたものだ。<br/><br/>アーティファクトとオベリスクは両方とも素晴らしい状態に保たれているのに、奇妙なことに文明の痕跡は皆無だ。あり得ないだろ? 適当な離島にやって来ては、構造物を建て、洞窟に骨とう品を詰め込んで、何の痕跡もなく消えるような文明があるか? 理解できない。しかし私の好奇心が刺激されたことだけは確かだ。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#15 (The Island) | text = どうやら、私の考古学知識を用いてオベリスクについて研究できることはもう何もないようだ。不甲斐ないよ。終わりを迎えるのが惜しまれるほど熱中した研究だったのに。<br/><br/>老いぼれロックウェルよ、洞窟探検というこの遠征を忘れたか? この島のどこかにさらなるアーティファクトが眠っている可能性は考えないのか?それを確かめる前に匙を投げるなんて許されない。<br/><br/>とは言え、ARKの大洞窟を1人で探すのは厳しい。私の代わりに探検してくれる人はいないだろうか? またはすでに誰かが探検済みなら尚更ありがたいのだが。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#16 (The Island) | text = アルキメデスに乗って島を何日も探索した。そして島の人口の大部分を成す愚かで野蛮な連中と、無益な対話を気が遠くなるほど繰り返した結果、私はようやく理想とする冒険家達と巡り会えた!アイアンブラザーフッドと呼ばれる北西の部族は、自分達の手でアーティファクトを3つ集めていたが、それは私のと明らかに同一の起源を持つものだった。<br/><br/>私のアーティファクトと交換に、アイアンブラザーフッドは何か新しい発見があればすぐ知らせることを約束してくれた。何という幸運! これで心機一転、錬金術の研究に戻れる。洞窟を這い蹲るのは、彼らに任せておけばいい。素晴らしい! | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#17 (The Island) | text = ラザルスチャウダーの新たな実験の第一歩は大成功だったが、自分の情熱を維持できなくなっている。結局、被験者がメソピテクスだけでは、確固たる結果は得られないのだ。残念極まりない話だ。<br/><br/>それでも、今はイザベルが正しかったと言える。助手たちに実験の協力を仰ぐのは酷だし、つまらないことのためにリスクを冒す必要はない。近隣のトライブから人間の協力者が見つからなかったら、猿で実験を続けるしかない。むしろ、ギガントピテクスを捕獲する時期なのかもしれない… | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#18 (The Island) | text = 時に、「単細胞」をそばに置いておくことは有効的だ。例えば先日、数リットル分のラザルスチャウダーと引き換えに、ハンターの集団から飼い慣らされたギガントピテクスの一団を交換してもらった。彼らはチャウダーの安全性を確認すらしなかった!<br/><br/>彼らが、今度は猿の集団を連れてやってきたら、ラザルスチャウダーが無害だったことが証明される。科学的に完全な証明とは言えないまでも、そう思って問題はないだろう。<br/><br/>残念なことに、この原始人たちは恐ろしい刺激臭を放つ。イザベルは何らかの空気清浄法を考えているらしいが、一刻も早く解決してくれることを願う。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#19 (The Island) | text = なんてことだ… 被験者数は増えたものの、私の研究に対する情熱が消えてしまった。先日の冒険の旅で燃え上がったはずの探究心は、どこへ行ってしまったのか。気がつくとうわの空になった自分がいる。忌々しい!<br/><br/>おそらくあの冒険は恵みではなく災いだったのだ。考えてみると、私が見つけたオベリスクやアーティファクトについてなら、いくらでも熱意を持って助手達と語り合える。仕事を忘れたいときでさえそうなのだ。自分でも説明できない何かに私は引きつけられている。それがまるで強い引き潮のように、私の思考をさまよわせているのだ。<br/><br/>しかし全ては一時の気まぐれかもしれない。時間をかけて検討してみよう。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#20 (The Island) | text = またミス・ウォーカーに会えて良かった。私の助手たちも優秀だが、ヘレナは私の持論を深くまで理解してくれる唯一の存在だ。<br/><br/>彼女の意見にもう少し聞く耳を持つべきだったと反省している。オベリスクのことになると、どうも周りが見えなくなってしまうんだ!<br/><br/>私はこの件に本当に夢中になっている。そうだ! 今やっている実験が終わったら、アイアンブラザーフッドの進捗を確認しに行こう。ミス・ウォーカーには参加してもらうようにお願いする。2人が力を合わせれば素晴らしい科学的発見が可能になるはずだ! | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#21 (The Island) | text = 啓発の煮汁の実験が終了した。予想通り、結果には失望している。被検体の学習能力がわずかに向上したように思えたが、より高度な知能を獲得したかと言えば、それは疑わしい。<br/><br/>まあ、あまり気にしないことだ! 助手たちによる次の遠征の準備ももうすぐ終わりそうだ。それに、出発前に送ろうと思っているアイアンブラザーフッドへの手紙も書き終えた。時が経てば、忘れて…<br/><br/>おや? 申し訳ないが、来客のようだ。こんなところにミスター・ネルヴァは何の用が?… | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#22 (The Island) | text = 部族間での問題が生じた場合、私は常に中立であるように厳格に努める。しかし、ミスター・ネルヴァほど尊敬すべき相手から魅力的な申し出を受けたとなると話は変わってくる。彼は被験者の提供を約束してくれただけでなく、オベリスクの調査について共通の興味を示してくれた。彼が私に求めるのは「信頼性のある助言」を提供することだけだ。<br/><br/>このような取引ができるトライブはいくつか存在するが、ミスター・ネルヴァのニューレギオンはこの島で最強だ。それどころか、現状のままだと島で唯一の強力なトライブになるだろう。<br/><br/>彼の申し出は、少なくとも検討する価値がある。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#23 (The Island) | text = 熟慮した末、ミスター・ネルヴァの申し出を受けることにした。ニューレギオンが多くの部族から嫌われているのは確かだが、ならばカール大帝は敵から好かれていたのか?研究を続けるためには、歴史の勝利者を味方につけなければならない。<br/><br/>この新しい友好関係の一環として、私はしばらくミスター・ネルヴァと一緒に旅をする必要がある。ニューレギオンが外交政策に関するいくつかの問題を解決するまで、オベリスクの研究はお預けだ。私が不在の間、ロックウェル邸をイザベルに任せることにしたが、彼女なら何も心配することはない。<br/><br/>それでは新たな世界へ! 新たな高みへ! | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#24 (The Island) | text = オベリスクの本質について、ミスター・ネルヴァには内密にしていたのは認めよう。もしオベリスクが何らかの兵器なら、軍人である彼がそれを利用したがらないわけがない。実際、その可能性が示唆されることが度々あった。<br/><br/>ただ、恩人に嘘を付くのは本意ではない。どちらにせよ、オベリスクが兵器となり得る証拠など何もない。現段階では仮説にすぎず、その仮説をねじ曲げるような行いは、ミスター・ネルヴァを遅かれ早かれオベリスクに向かわせることになるだろう。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#25 (The Island) | text = ニューレギオンが絶妙なタイミングで進軍した! ミスター・ネルヴァはトライブを上手くまとめているが、彼らは極めて質実剛健だ。装飾の1つも見た覚えがない。ロックウェル邸が懐かしくなるほどに。<br/><br/>いずれにせよ、今はビーストクイーンを探しているようだ。彼らによると、彼女は自身の化物軍団と共に敵の肉で祝杯を挙げるらしい。恐ろしい!ミスター・ネルヴァは、彼女がオベリスクに向かっているのではないかと考えている。どんな未開人も秘密を隠しておくことはできない。1人ではなおさらだ。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#26 (The Island) | text = なんてことだ! 驚きで開いた口が塞がらない!<br/><br/>ミス・ウォーカーは、私に無断で野蛮な女と共にオベリスクの調査をしていた。秘密裏にオベリスクの謎を解き明かそうとしていたのか? 何て女だ! 傲慢にも程がある! あれほど敬意と礼儀をもって接したというのに!<br/><br/>しかし、サー・エドモンド・ロックウェルはいつも彼女の一歩先を行っている。私にはミスター・ネルヴァが付いている。私の発見に比べれば、彼女が持っているオベリスクに対する知識など取るに足らない。これからもそれは変わらない。なぜなら、彼女は檻の中にいて私の存在に気付くことなどできないからだ! | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#27 (The Island) | text = この島に来る前なら、瞬間移動など途方もないほら話として笑い飛ばしていただろう。しかしオベリスクの下にある奇妙な台は、それを実現可能にしてくれるようだ!<br/><br/>確かに、移動した先にはドラゴンがいた。ミスター・ネルヴァと彼の部下達は勇敢に戦った。しかしよだれを垂らす怪物がまた1匹いたからと言って、大した問題ではない!一瞬で地球の裏側に行けるとしたら、それがどれほどすごいことか、考えるがいい。そして賭けてもいいが、オベリスクが秘める可能性の中で、それはほんの1つにすぎないのだ!<br/><br/>さらに研究を進めよう! | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#28 (The Island) | text = ミスター・ネルヴァの気の短さには、うんざりしてきた。オベリスクを調査する時間がほとんどないまま、我々はミス・ウォーカーが言及したあの洞窟へと出発することになった。<br/><br/>オベリスクに関して、私より彼女のほうが詳しいとネルヴァは思っているか? そんな馬鹿な!私のほうが科学者として優れていることは、誰の目にも明らかだ。それに、私は彼の正式な顧問であり、ウォーカーはただの囚人にすぎない。そもそも彼女は私がここに居ることすら知らない。<br/><br/>とは言ったものの、私は自分の能力を証明する必要性を感じている。あの洞窟に何があったとしても、正体を突き止めるのは私だ。オベリスクの謎を解くのは、ミス・ウォーカーでもネルヴァでもなく、私なのだ。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }} {{Explorer Note | title = ロックウェルの記録#29 (The Island) | text = これほど素晴らしいものを見たのは人生で初めてだ!ミスター・ネルヴァなら仲間の死を嘆き悲しむかもしれないが、これほど荘厳なものを目にできるのであれば、私だったらいくらでも仲間を生贄にするだろう!<br/><br/>これほど美しい夜空は見たことがない、しかも驚いたことに、ここは美しい金属で作られているのだ!オベリスクに使われている金属に似ているが、それよりも… もっと活力がある。ここの壁は力と可能性に満ちあふれているように感じる。タイルをサンプルとして持ち帰れるなら、是非ともそうしたいのだが、ここは非常に厳重に管理されている。<br/><br/>この金属に関する情報をもっと集める必要がある。ここにあるコンソールを調べれば、有用な情報が見つかるかもしれない。この手のことに関してはあまり詳しくないが、私の持つ科学的知識程度でも、専門用語を使って上手くごまかせば、彼らから何か情報を得られるだろう。 | author = サー・エドモンド・ロックウェル | icon = NoteRockwell.png }}</div> </div> <div class="toccolours mw-collapsible mw-collapsed" style="background: none; border: none;">
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